『忍たま乱太郎』にハマってます! 概要から大好きな「い組っ子」のこと、初期の「黒歴史」のことなど
最近、りんごちゃんに見せるつもりで平日は4時からEテレを見ています。
『みんなのうた』から始まり、『いないないばぁ!』『おかあさんといっしょ』『みいつけた』『にほんごであそぼ』『えいごであそぼ』……と途中からご飯の支度をしながらですが、ずっとテレビはかかっている状態。
そんな中、私がちょっとハマってしまった番組があります。
『忍たま乱太郎』です。
このアニメ、確か私が小学校1年生の時に始まっていて、当時は好きでよく見ていました。
おそらく最初の1年しかまともにと見ていなかったので、今、放送している内容は少し昔との差を感じることもありますが、懐かしさも相まって、なんだか楽しんでしまっています。
今回、せっかくなのでオタク全開で『忍たま』について語ってみたいと思います。
■『忍たま乱太郎』とは?
1993年から、NHKで放送されているギャグアニメ。
由緒正しきヒラ忍者の家系に生まれた乱太郎が、エリート忍者になることを夢見て入学した「忍術学園」で、様々なアクシデントに巻き込まれながら、仲間たちや先生たちと共に過ごしていく様を描いています。
乱太郎と並んで主役に位置づけられているのが、ドケチのきり丸、それに食いしん坊のお坊ちゃましんベヱ。
基本的に乱太郎、きり丸、しんベヱの3人組で動いています。
原作は尼子騒兵衛の『落第忍者乱太郎』。
OPテーマは初期からずっと『勇気100パーセント』で、ジャニーズのグループでどんどん引き継いでいっています。
初代は光GENJI。
忍たま乱太郎 初代OP - YouTube
■初期忍たまの魅力はシュールな会話の妙
初期忍たまは、今から見ても本当に面白いです。
とにかく、繰り出されるギャグがシュールで切れ味抜群。
例えば…
大人に負けて号泣しちゃった2年生の先輩2人を目の前に、
「泣いちゃった」
「どうしよう? 慰める?」
「えー、でも一応先輩だぜ?」
みたいな会話をする10歳。
シュール! シュール過ぎる!!
こんな感じの、思いっきりコケてしまう直球的な笑いばかりでなく、ちょっと冷めた感じのシニカルなギャグが絶妙に織り込まれていて、なんというかセンスのいい漫才を見ているような感じ。
子ども向けに作られた番組とは言え、大人にも通じる会話の妙が生かされた内容でした。
ちなみに、上に挙げた例の泣いちゃった2年生の先輩たちは、実は初期忍たまの黒歴史的存在。
後でちょっとまた彼らについて詳しく書きたいと思います。
■最近の忍たまは変わってしまった? 放送時間の変更と新しい魅力
初期忍たまのシュールな楽しさを期待しながら見始めた最近の忍たま。
でも…
なんだか一発芸的な笑いばかりで、初期に光っていたシュールかつシニカルな会話の妙がだいぶ減ってしまいました。
これはちょっと残念なところ…
ただ、実は、これ、ある程度は仕方がないことなのです。
初期忍たまは30分枠で放送していました。
30分の中で2本立ての内容でしたが、その日放送する2話が連続したエピソードであることが多く、30分まるまる一つのエピソードに割いているような感じだったのです。
けれど2年目以降は放送枠が10分に短縮され、基本的には1話完結となりました。
OPテーマとEDテーマの時間がそれぞれ1分くらいはあるので、実質8分程度でストーリーをまとめなくてはなりません。
そのため、以前のようにくだらない会話を積み重ねて笑わせながらストーリーを展開させることが難しくなってしまったのでしょう。
ですから、趣向を変えて、起承転結まとまったストーリーを手際よく進めながら、ネタ的な笑いで一発でどっとわかせるようになっていったのではないかなと思うのです。
そう考えてみると、今の忍たまも8分程度しかない中でも、非常に良くまとまった完成度の高いお話も多々あります。
例えば、こんなの。
「一年い組の社会見学の段」
17-22: 一年い組の社会見学の段 - YouTube
優秀な一年い組の生徒たちが社会見学に出かけます。
担任の安藤先生は彼らなら立派に社会見学を終えて、町の人たちから褒められまくって帰ってくると思っていました。
けれど、い組の生徒たちは成績は良くても世慣れしていないので、空気の読めない発言を連発し、町の人たちを怒らせてしまいます。
しかも野良犬にまで追いかけられて、挙句の果てには全員で迷子に…。
そこへ乱太郎、きり丸、しんベヱが通りかかるのですが…。
ここでは起承転結の「起」と「承」までしか書いていませんが、このお話、「転」でのお話の転じ方がとても面白いのです。
さらに「結局そうなるのか!」と突っ込みたくなる切れ味のある結末、そして笑っちゃう中にも担任の安藤先生のい組っ子大好きっぷりが伺えます。
8分で無理なくまとまっていて、笑えてホッコリできる素敵なエピソードになっているのです。
そして、私はこの 一年い組の伝七と佐吉という2人組の優等生が大好き。
画像の真ん中にいる髪が赤茶っぽい子とその隣の眉毛の太い子です。
乱太郎たち1年は組とは対立することの多い憎まれ役的キャラクターではありますが、よく観ているとすごく可愛いくて憎めないんです。
■嫌味な優等生のクセに可愛すぎる伝七と佐吉!
髪が赤っぽくて長い方が伝七。
黒髪でかなり太い眉毛が特徴的なのが佐吉。
優秀な一年い組の中でもトップを争う2人組です。
この子たち、いっつも「優秀なぼくたちと出来の悪い一年は組の連中」みたいな感じで嫌な奴キャラなんですが、滲み出る可愛らしさがハンパないのです。
だって「アホのは組」と一年は組を馬鹿にしつつ、は組の方が実践には強いことをものすごく気にしていて、実践に強くなろうと一生懸命なんですから。
そのせいで、「草むしりをすると実践に強くなるよ」という乱太郎たちの嘘に簡単に引っかかり、まんまと草むしりを押し付けられてしまったりするんです。
頭いいのに、なぜそんなに騙されやすいのか…? 可愛すぎる…。
そんな2人の可愛いポイントはこんな感じ。
- 真面目で勉強熱心
- テストの点に一喜一憂してしまう
- たまに勉強に疲れて凹んでいる
- 実践に強くなりたくてよくランニングしているが、あまり効果がなさそう
- 「実践に強くなりますように」とお地蔵さんにお願いした
- 実技演習はよく出来るのに、実践になるとテンパってしまって何もできない
- よく敵に捕まったり追いかけられたりして泣いている
- 担任の安藤先生のおやじギャグを笑えないことに本気で悩んだことがある
- …その結果? 仲良し4人で安藤先生のギャグを笑うために「笑いの基本」の反復練習をするようになった
- (伝七)他のみんなと共に、学級委員長の彦四郎を「頼りにならない」とよく責めるが、案外彦四郎に優しい
- (佐吉)一年は組を馬鹿にしつつ、実は仲が良く楽しそうなところが羨ましい
- (伝七)無駄にイケメン
こんなところでしょうか…挙げてくとキリない気がします。
とにかく可愛い2人組なんです。
■初期忍たまの黒歴史?
初期忍たまは面白いのですが、実は原作を無意味に変更していることが多々あったようです。
そのせいで後の方のお話との整合性が取れなくなり、なかったことにしている「黒歴史」がいくつかあります。
その一つが、先に挙げた「泣いちゃった二年生の先輩たち」
あの2人組、もう1度分かりやすい画像を貼るとこんな感じです。
あれ? ついさっき見たような気がしませんか?
もう一度伝七と佐吉を。
似てますよね…って言うか、髪の色や目の色に多少の違いはありますが、同一人物ですよね…。
実は2年生のこの二人、原作では「一年い組の伝七と佐吉」として登場していたらしいのですが、なぜかアニメでは設定が大幅に変更されて、2年生の双子、天才丸と秀才丸というキャラになってしまっていました。
この話、子どもの頃観たのを覚えてたんです!
なんか2年生の2人組と対決して、最後土井先生が褌で走らなくてはならなくなった、みたいな話があったなと。
その時の2人が伝七と佐吉だとは思っていなかったので、知った時は「ほぇ〜」という感じでした。
おそらく、作り手側も初期の頃はこんなに『忍たま』が長く続くとは考えていなかったんでしょうね。
だから一回コッキリの登場になると想定して大胆な改変をしたんでしょう。
どっこい25年続いてますからね。
すごいことです。
この天才丸&秀才と伝七&佐吉の件は、全く気づいていなかったので、驚きというより「そうなんだー」と発見した気持ちだったのですが、びっくりした初期との違いがあります。
それは二年生の久作のキャラデザイン。
初めはこんな感じだったんです。
ちなみに、今はこんな感じ。
全く違いますよね!
現在バージョンの久作を見た時、「お前は誰だ??」ってなりました。
こちらも、原作に沿っているのは現在の方らしいです。
なるほど…でも個人的には昔の旧作…じゃなくて久作も好きだな…。
なんだか「伝七と佐吉可愛い!」ばかりが強調されてしまったような気がしますが、とにかく『忍たま乱太郎』楽しんでおります。
気づいたら、りんごちゃんが英語をしゃべっていた件について
りんごちゃんは現在2歳。
お話は、まだそんなにできません。
単語がポツポツ言えて、たまに「ママ、まって」とか2語繋げて話したりするくらいです。
ですが、数ヶ月前に私はりんごちゃんが英語を口にするのを聞いたんです!
別に何も教えていないのに…!
それ以降、りんごちゃんが英語をひと言も発さない日はありません。
一体、どうやってりんごちゃんは英語を学んだのでしょう?
答えは簡単。
YouTubeです。
りんごちゃんは私のスマホを奪って勝手に遊んでいることがあるのですが、どうやらその時にYouTubeで英語の幼児向け動画を再生していたらしいのです。
1度再生すると、再生履歴一覧やその他のおすすめ関連動画がトップページに表示されます。
ですから、りんごちゃんは簡単に何度も似たような動画を見ることができたわけですね。
りんごちゃんの見ていた動画とは?
りんごちゃんが頻繁に口にする英語は「色」です。
ぐいーん(green)、いぇろー(yellow)、ぷるう(blue)、ぅれっど(red)…
など、いろんな「色」を英語で言えます。
当然、「色」に関する動画を見ていたわけですが、どんなものかと言うと…
https://m.youtube.com/watch?v=w2-_WFefnSM
こんなのです。
「レッド・カラー、レッド・カラー、ウェアー・アー・ユー?」
というのがかなり耳に残りますね!
これ、「finger family song」という指のお歌の替え歌みたいです。
元の歌はこんな感じ。これもたまに聞いてます。
Finger Family Song - Daddy Finger Nursery Rhymes for Children, Kids and Toddlers - YouTube
「♪ダディー・フィンガー、ダディー・フィンガー、ウェアー・アー・ユー?♪」
こっちがオリジナルなんですね。
指に人面指人形付けてるのが怖い(笑)
でも、これはこれで分かりやすいかも。
YouTube見せるのって「悪いこと」みたいに感じやすいですけど、こうして考えると、適度な時間と量であれば、案外いいお勉強になるかもしれないですね。
ブログ開設
ブログ始めました。
最初の記事、どうしようかなと思っていたんですが、
どういう記事を書いていくか
について、ちょっとまとめたいと思います。
- りんごちゃんのこと
- 映画のこと
- 創作(小説)のこと
- フィギュアスケートのこと
- 好きなアニメや漫画のこと
などになっていくと思います。
では、一個ずつ詳しく。
りんごちゃんのこと
りんごちゃんとは、現在2歳の娘のことです。
2歳のおちびさんなので、日々、かわいくて面白いことをしてくれるんですが、そういうりんごちゃんの素敵なことを書いていきたいと思います。
映画のこと
私はかなりの映画オタクです。
海外俳優の最新作をチェックしたり、賞レースの動向を1年中追いかけたりしています。
もちろん映画鑑賞もしますが、近年はりんごちゃんがいるので、なかなか落ち着いて見れません…(´・ω・`)
とりあえず、好きな俳優はライアン・ゴズリング。
好きな監督はアルフォンソ・キュアロンとウェス・アンダーソン、それにラッセ・ハルストレム。
好きな映画は色々ありすぎて迷いますが、やっぱり『天国の口、終わりの楽園。』と『ドライヴ』が大好きです。
他所で連載している映画のエッセイの転載も出来ればしたいと思っています。
創作(小説)のこと
小説みたいなものを趣味で書いています。
小説家になろうやカクヨムというサイトで主に投稿しています。
ジャンルは色々ですが、内面の変化に重点を置いた作品が多いです。
気になった方は読んでいただけると嬉しいです。
創作について考えたことも、ちょこちょこ書くと思います。
フィギュアスケートのこと
フィギュアスケートも好きです。
ジャンプの種類が何となく分かるくらいであまり詳しくはないのですが、トリノシーズン辺りからハマってます。
今好きな選手はデニス・テン!
それに演技がすごく綺麗だなと思うのはジェイソン・ブラウン。
あと、イスラエルのダニエル・サモーヒンって選手も気になってます。
あと、やっぱりメドベデワはすごいなーと思います。
日本の選手では宇野昌磨と宮原知子が好き。
宮原さんにはオリンピックでメダルとって欲しいなーなんて思ってます。
もちろんデニス・テンもね!
好きなアニメや漫画のこと
アニメとか漫画とか、結構好きです。
スラムダンク信者です。
幽遊白書の飛影と時雨の所で痺れました。
あと、大人になってからレベルEとリアルに超ハマりました。
HUNTER×HUNTERのキメラアント編がやばいくらい好き。
あと、りんごちゃんと一緒にEテレ見てる影響と、昔の懐かしさから忍たま乱太郎にちょっとハマり気味です。
そんな感じのブログになると思いますが、ぜひぜひ読んでみてください。